北区岸町の家。
午前中は現地にて建築主さんご夫妻と打合せ。
クロスや珪藻土など内装材料の最終確認。
建築主さんからは壁面棚や壁や建具の一部に黒板塗装を施すなど新たな要望も。
岸町の家で選定した材料はどれも素材の素朴な雰囲気が現れていているものが多い。
いい意味で化粧の少ない「素」な感じの空間になりそうである。
工事も中盤に差し掛かり6月の引き渡しに向けて作業が進む。
本日は大工さんが杉フローリングの施工中。
赤みを中心とした杉フローリングは足触りも気持ちよさそうである。
午後からは新宿にある日本オスモのショールームに移動。
杉のフローリングは無塗装のままでは汚れなどがつきやすいため
建築主さん自身の手による自然系の塗料による塗装を予定している。
今回はその予行練習も兼ねてフローリングのサンプルにオスモ・フロアクリアーを塗装。
ウレタンなどの表面に膜を作るタイプではなく天然の油が板にしみこむ浸透性タイプ。
木の呼吸を妨げない良さ、素足で歩いた時に冷たさを感じにくい性質をもつ。
今回はツヤ消しタイプ、三分ツヤタイプなど塗り比べてみる。
写真は塗装前と塗装後。
東 信洋
http://www.space-fabric.net